

英語がしゃべれるようになりたいと思うけど、英会話は昔から苦手意識があるし、何をすれば上手くなるのかよくわからない。
このような疑問にお答えします。
- 本記事のテーマ
- 誰でも英会話ができるようになるのか?
- 英会話ができるようになるための条件
- 英会話ができない人の特徴
- 記事の信憑性
この記事を書いている私は、
- 大学卒業後、アメリカ勤務6年
- 日本在住中、1年間の内1/3(120日程度)海外出張
- 現在バンコク勤務、取引先は外国企業のみ
です。中学英語で早々に挫折し、高校では英語偏差値36でした。そんな私が今では海外で生活・勤務し、外国人の同僚や取引先と毎日話しています。
- 記事への想い
この記事を読んでいるあなたは、英語がしゃべれるようになりたいけど、何をどうすればいいのかわからない方だと思います。
本記事を読めば、「英会話が上達する方法」が明確になり、これから英語の勉強を始める方の指標になると思います。
私自身英語が大の苦手でした。英語ができないけど、上手くなりたい人の気持ちは誰よりもわかっているつもりです。一人でも多くの方の悩みや不安が解消されて欲しい、そんな想いで執筆しました。
目次
誰でも英会話ができるようになるのか?

結論
当たり前ですが、誰でも英会話ができるようになります。
私の場合、中学、高校、大学と英語教育を受けてきましたが英会話はほとんど習っていません。加えて大学受験時の英語偏差値は36で、疑問文の作り方すらよくわかっていませんでした。それが今では英語を使って仕事をし、外国で生活しています。
英会話といってもどの水準で話せるようになるかということが重要です。英会話のレベルは以下の通りです。
Basic :基礎
Conversation:会話
Business:ビジネス
Fluent:流暢
Native:ネイティブ
私のレベルはBusinessです。Fluentというには不足しています。業界にもよりますが、一般的に外資で働く場合はFluentもしくはNativeが求められるかと思います。あなたが何を求めているかにもよりますが、私の経験からお伝えできることとしては、Businessレベルは誰でも十分に達成することが可能ということです。
英会話を上達させるコツ

英会話を上達させるコツについて、解説していきます。
- 英会話を上達させるコツ
- インプット:中学レベルの単語、文法
- アウトプット:会話(スピーキング、リスニング)
英語圏の国で生活するとある日突然英語がしゃべれるようになったという話を聞くと思います。これは半分正解で、半分不正解です。
私はアメリカで6年間生活していましたが、突然しゃべれるようになることはありませんでした。
それはなぜか。彼らがしゃべっている単語そのものを知らないからです。まずは彼らがしゃべっている言葉そのものを理解しなければなりません。
インプット:中学レベルの単語、文法
中学や高校で英語を学ぶと思いますが、大人になった今でもきちんと覚えていることは少ないのではないでしょうか。
中学レベルでしゃべれるようになるの?と思うかもしれませんが、十分です。海外旅行であれば恐らく何不自由なく過ごせますし、海外出張や英語のメールやり取りなどは対応できるようになります。
中学で習う do, have, take, get, give, make, think, などいわゆる基本的な単語や5w1hの使い方、時制など、中学で習う基礎をしっかり覚えておくことで、基本的なコミュニケーションはとれるようになります。
中学英語を復習しきちんと理解することは、英会話が上達するためにはとても重要な事なのです。
アウトプット:会話
英語初心者でも英語の読み書きができる方は比較的多いと思います。ただ、Conversation(会話)になるとその数は激減します。
日本人が英語をしゃべれない理由の一つに、英語をしゃべる環境が少ない事があげられます。島国である日本は、早くから経済的な自立をしているため、仕事にしろ生活にしろ、日本国内いわゆる日本語圏内で完結してしまうことが多いのです。
せっかく中学英語を勉強しても、それをアウトプット(会話)しなければ絶対に身に付きません。英会話が苦手な理由はここに起因しています。圧倒的に会話をする機会が不足しているのです。
英語をしゃべりたいと思うのであれば、当然英語環境下に身を置く必要があります。英語環境下とは何か、一部紹介します。
- 海外移住
- 海外留学
- 英会話教室
- 国際交流
- ボランティア
- SNS/アプリ
海外で生活もしくは留学するのが一番効果的です。強制的に英語環境に身を置くことになるため、英語でしゃべらなければ何もできません。ただし、日本で生活しているあたなにとってこれは現実的ではないですよね。
日本で生活しながら英語環境下に身を置くには、国際交流やボランティアに参加して外国人の友達を作ることが考えられます。また、あなたが学生なら大学にいる留学生と積極的に交流することも一つの手段です。日本にいる留学生は少なからず日本に興味があるので、ハードルはそこまで高くないはずです。最近ではSNSやアプリで知り合うこともできるでしょう。
ただ、仕事や子育てで忙しい場合はそんな時間ないですよね。そもそも交流が苦手な人もいると思います(私はそうでした)。
そんな時におすすめしているのが、オンライン英会話です。オンライン英会話は場所や時間にとらわれず、いつでも英語環境を作ることができます。
ひと昔前と違い料金もリーズナブルな価格になっています。また、各社無料で体験できるようになっているので、英会話がうまくなりたいと考える方にとってはベストな選択肢だと思います。
海外ドラマをみたり、洋楽を聞くのも英語を覚えるうえで大切な勉強です。日常会話の言い回しや発音を覚えたりするのにとても役立ちます。覚えた言葉をぜひ英会話教室などで使って、身につけてください。
オンライン英会話記事一覧
インプットとアウトプットの繰り返し
いくら勉強しても会話しなくては英会話は上達しません。会話ばかりしても勉強しなければ会話の幅は広がらないでしょう。つまり、英会話ができるようになるためには、インプットとアウトプットを繰り返し訓練するしかありません。
日本人はインプットだけして、アウトプットする環境がない、もしくは少ない人が多いと思います。英語でメールしたり英語の本を読んだりすることはできるけど、いざ道を聞かれて答えられないのはこの為です。
英会話上達への第一歩はとにかくしゃべることです。しゃべらなければ何も始まりません。最初の一歩が一番大変で勇気がいることですが、それさえ乗り越えればあとはまっすぐ進んでいくだけです。
英会話ができない人の特徴

次に、英語ができない人の特徴について解説します。
- 英会話ができない人の特徴
- 英語環境に身を置いてない (アウトプットできてない)
- 勉強不足(インプットできてない)
- 完璧な英語を求めすぎている
- 日本の常識を当てはめている
英語環境に身を置いてない (アウトプットできてない)
英語をしゃべれない日本人の典型的なパターンです。TOEICでいい点数がとれているのに英会話ができないのは、しゃべり方の訓練が不足しているからです。
留学経験があるのに英会話が苦手な人いますよね。よくよく聞くと、日本人が多い大学や語学学校に留学し、日々日本人と過ごしていたという人が大半です。
英語圏にいても、英語をしゃべる必要がなければ英会話が上達しないのは当然です。日本にいても外国にいても、英語環境をいかにつくるかが、英会話上達のポイントになります。
勉強不足(インプットできてない)
語彙力が不足していることにより、会話が成り立たないパターンです。言いたいことはあるけど、何と言っていいかわからない経験をしたことはないでしょうか。
難しい単語を覚える必要はありません。まずは中学英語をきちんと復習し、使えるように訓練していきましょう。基本的な会話ができるようになれば、おのずとその先に進めるようになると思います。
完璧な英語を求めすぎている
綺麗で完璧な英語をしゃべりたいと考えるあまり、逆に何もしゃべれなくなるパターンです。間違ったらどうしようと考えたり、英語の発音が上手じゃないのを認識しているため恥ずかしくて話せない人が多いです。
英語初心者だとわかりにくいかもしれませんが、非英語圏の英語アクセントは上手な人ばかりではありません。すごくクセが強かったり、聞きにくかったりすることが多々ありますが、彼らは臆することなくよくしゃべります。
日本の常識を当てはめている
その場の雰囲気や察してくれるだろうという気持ちから、多くをしゃべらないパターンです。日本で育った外国人ならともかく、言葉も文化も異なる外国で育った人に、日本人の考えは伝わりません。
あなたが何を考えているか、どうしたいかなど、会話をすることで初めて意思疎通がとれます。英会話教室などに参加する場合は、考えるよりも先に、とにかく言葉にして伝えてみましょう。
まとめ:インプットとアウトプットの繰り返し

今回は、英会話を上達させるコツ、英会話ができない人の特徴を解説しました。
英会話初心者でも、本記事で紹介したコツを理解できれば、誰でも英会話が上手になると思います。「ローマは一日にして成らず」です。英会話の習得に終わりはありません。努力した分だけ身につきます。
日本以外の非英語圏の外国人は、文法が間違っていてもアクセントにクセがあってもとてもよくしゃべります。そしてそれを笑う人はいません。あなたが英会話を取得しようと頑張っているのに対して笑うような外国人はいません。
最初はとても大変で苦しいと思いますが、英会話が上達するにつれ、あなたの世界は広がっていきます。一緒に頑張りましょう!

